クリスマス前後から食べ物の話題が多くなってますが、今回もまた食い意地がはっている猫姫のしょうもない情報です。
昨日の6日、フランスは「ガレット・デ・ロワ」デーだった。フランスのお正月はこれで始まる。
これはキリスト教の「エピファニー」という祭日にちなんだものとか。キリストの誕生を祝って、東方から3人の王様が来てくれたことが由来で、ガレットは円形のお菓子、ロワは王様という意味である。
このガレット、見かけは普通のケーキに見えるが、さくさくのパイ生地の中にアーモンドクリームが入っていて、ものすごくおいしい。フランス菓子の最高傑作の1つと言っても過言ではない。
家族や友人とガレットを切り分けて、中に「フェーブ」(そら豆という意味)という小さな陶器のおもちゃをゲットした人が王冠をもらえて、その人はその1年幸運になるとか。
一言でいうと、フランスの開運スイーツという感じかな。
去年は友人がピスタチオ・クリームのガレットを持ってきてくれ、一昨年は別の友人宅でガレットパーティがあったが、今年はMon mari と二人だけのガレット・デーだった。近所で一番おいしいというパン屋から一番小さなガレットを買ってきた。直径18センチくらいだが、13ユーロ(1500円くらい)もした。安いのもあるが、やはりそれ相応の値段のガレットの味は絶品だった。
フェーブは何故か二つ入っており、Mon mariと分け合い二人で王冠をかぶってしまった。二人ともこの1年、幸せになれるといいけれど・・・ 私たちのフェーブは、男性と時計だった。このフェーブに凝って、コレクションしている人も多いらしい。
もし日本のケーキ屋さんでも売っているのを見たら、ぜひお薦めの一品です。
2 件のコメント:
猫姫さま、こんにちは。
食い意地のはっているサヨクマです。
ガレット・デ・ロワは日本でも売られるようになりましたよ!!ちゃんと冠と人形もセットになっているものの他、ピースでも売っています。6日の夕方、慌てて買って家族でおいしく頂きました。本当はホールで欲しかったけれど、3人では食べきれないと思い…。
あのアーモンドクリームは本当においしいですね。ブッシュ・ド・ノエルと並んで、懐かしい子供時代の味です。両親や友達と、真剣に、誰が王様になるかをドキドキして待ったことを思い出しました。
お二人とも王様になれて良かったですね~。今年もよい一年となりますように!!
サヨクマさま、さっそくのコメントありがとうございます。
そうですが、日本でも売っているんですね。さすがおいしいものを取り入れることには長けている国ですね。
私の買ったのは小さいサイズで、二人で二日で平らげました。バケットと違い、数日持つので、来年は小さめのホールがあればぜひフェーブを楽しんでください。ピースだとフェーブは入ってないですよね。
なぜかうちの近所のパン屋はすべてのガレットに2個のフェーブと王冠をつけてくれるんです。けんかしないように、配慮しているんでしょうか。
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