2010年12月25日土曜日

ちゃんと名前あるのよ

クリスマスは特別なことはせず、相変わらず田舎の家で労働。
私は家の中のペンキ塗り、Mon mari は生い茂った草を刈るため一日中草刈機を乗り回している。

庭で色々と作業をしていると隣の牧場の住民たちが「何やってんの?」と興味深そうに見にやってくる。
こちらのことがとても気になるらしい。草木をいじっていると餌やりと勘違いして大量の牛が押し寄せてくる。

皆異なる柄や表情をしているのだが、実は一頭ずつ名前があるのだ。
向かって右側の耳に黄色いピアスがつけられて、そこに番号と名前が記されている。
上の二人はレナちゃんとパッツィーちゃん

この子はキティちゃん。よく見ると、なんとなくハロー・キティのキティちゃんの目に似ていない?

ドーン君。女の子の多い中で数少ない男の子

チャミーちゃん。

家畜にも一頭ずつ名前をつけてあげる・・・管理上の理由だけでなく、アニマル・ライツの一環なのかな?

この牧場の持ち主のエバンスさんはもともとミルク用の牛を飼っていたが、数年前に血液のガンになってしまい労働集約的な飼育ができなくなったので、最近は食肉用の牛を放牧しているそうだ。
このかわいいレナちゃんやキティちゃんたちもいづれは私たちのお腹に入っていくのかと思うと、とても不憫な気持ちがした。

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