2010年12月7日火曜日

よくある苛立ち

今朝、アパートの下にリサイクルゴミを捨てにいったときのこと。
写真のように、ゴミ箱の上に大きなダンボールがドンと捨ててあった。
フランスでは至極日常的なこと。
日本でこんなことしたら、ご近所から苦情が出るので、必ず折りたたんで紐なりガムテープで縛って清掃員の人が持って行き易いようにするのが常識だが、こちらではそんな感覚は微塵もない。

とりあえずこのダンボールは外に出されているが、下のゴミ箱もどうやら他のダンボールで一杯になっている。幸いに、隣のもう一つのゴミ箱はまだ空きがあったので私のゴミは捨てられた。ひどいときはこの位の大きさのダンボールが2つのゴミ箱の中にドンとそのまま捨てられていることがある。つまり他の人がゴミを捨てる隙間が全くなくなっているのである。
言い換えると、捨てる側は自分がこういうことをしたら、後の人がどうなるか、ということは全く考えていないのである。さすが、センター・オブ・ユニバースに住むパリジャンである。

文化とか国民性と言えばそれまでだが、フランス人はこういうところで日常の小さな気遣いがないように思える。
ちょっとしたことだけど、外国人としてこういう苛立ちが日々積み重なると段々と、「住みずらいフランス」と思い始めるである。

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