昨日から冬時間になった。
夜が長くなり、これからどんより曇った日が続いていく(鬱々)。
ちょっと前に炊飯器が壊れた。それまでは週3-4日はご飯とそれに合うおかずを作っていた。壊れてからテフロン鍋でご飯を炊いているが、今いちおいしくできない。
パリでは良質な炊飯器が売っておらず、英国のアマゾンでやっと日本製のそれなりの炊飯器をみつけて購入したが、国外は配送してくれないとか、仕方ないので、Mon mari の妹宅に送ってもらったが、受け取りのために渡英するのは多分1ヶ月以上先の話。
そんな事情のため、最近は白いご飯が食卓にのる回数が減っており、一方でじゃがいもかバゲットを主食とした洋食が増えている。ただ、メタボ対策も考えて、なるべくしつこくない料理を研究している。
この頃は秋野菜を使って、ポトフ(Pot-eu-feu 火にかけた鍋という意味)なんぞを作っている。たくさんの野菜や肉を入れてもそれほどのカロリーはなく、そしてお腹にしっかり溜まる。
フランス料理というと、濃厚なクリームやソースをたっぷりかけた、豪華でちょっと冷たく気取ったポストモダンな料理を思い浮かべるが、あれは都会の一部のレストランの話。フランスの田舎に行くと、普段人々は素朴でシンプルな料理を作っている。
日本でも「おふくろの味の肉じゃが、おばあちゃんの煮っころがし」とかあるが、こちらも同じ。気取らない料理はいつまでも人気がある。
鍋料理といっても、食卓で皆で囲む日本の鍋とは異なり、ずっしり重たい鋳物の鍋でグツグツじっくり煮込むのがこちらの田舎風鍋料理。
この冬はフランス各地方の郷土料理にチャレンジしてみよう。
炊飯器が壊れたお陰で料理の幅が広がりそうだ。
下の本はお奨めです。
2 件のコメント:
ポトフは寒い日にピッタリですね!作ってみようかな・・・
はい、でもすごくシンプルな味なのでお子さんには物足りないかもしれません。
きっと、ケチャップとかかけたくなるかもしれません。でもぜひお試しを。
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