2010年11月30日火曜日

Shall We Dance? Blackpool コンペ

前回に続きブラックプールのお話。
今回のこの競技会は、Imperial Society of Teachers of Dancing (ISTD)というイギリス内のダンス協会が主催している。国内のダンス教室から各地域の予選を通過して晴れてブラックプールに来た人たちは皆、結構な実力を持っている。Ballroom dance は、モダンのワルツ、クイックステップ、タンゴ、ウィーンワルツ、フォックストロットの5種目、ラテンのサンバ、チャチャチャ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブの5種目から構成されている。午前中はジュニアとモダンの競技が、午後はラテンが行われた。

いやぁ、それにしても本場のBallroom Danceは本当に素敵。
ブラックプールのダンスホールの床は硬くなく、ダンス用に足を痛めないよう特殊加工して作られているのも、人気の秘密とか。

これはイギリス内の一部の人たちのコンペだけど、毎年、5月から6月ころに行われる世界競技会は本当にすごいらしい。死ぬまでに一度、世界競技会を是非見てみたいものだ・・・

さて、これから競技に出る人たちの出番待ち。皆、緊張している。背番号をつけている人が競技者。
男女比からすると女性が多いので、パートナーは教室の先生だったり、友人だったりで、競技の相手役を務めるのみで審査の対象にならない人も結構いる。女性同士、男性同士で踊る組もいる。あくまでも背番号をつけている人のみが審査の対象になる。カップルというより、個人の能力審査の形を取っているよう。

私はモダンの中ではクイックとタンゴが好き。年代別に競技しているが、50代以上の人たちもすごい素敵に躍っていいた。

驚いたのが、ジュニアがすごい活躍していること。小学生、中学生くらいの子がワルツとかクイックとかを上手にこなす。大人顔負けの表現力を持っている。上の写真はジュニア選手の表彰式。

さて、これが我らのヒロインのロズちゃん。
ロズちゃんはタンゴとルンバを踊った。今回の競技でのパートナーは、ダンナさんでなく、教室の先生だとか。夫婦で一緒にダンスを習って、競技に参加するカップルというのは少ないようだ。
実はロズちゃん、現在妊娠4ヶ月。お腹が目立ち始めているにもかかわらず、タンゴとルンバとはすごい。母が踊っていると、お腹の子も一緒に楽しんでいるのかな?とにかく彼女のエネルギーに脱帽。

ロズちゃんが先生と踊っているルンバ。すごい情熱的で素敵だった。
タンゴは第二戦に残れなかったが、ルンバは残れたとか・・・ 
身重の身体でよくここまでやった!

うーん、私もBallroom danceを習いたくなった。Mon mari もBlackpool に来るまではBallroomなんて、とバカにしていたが、実際の踊りをみたらおもしろそうに思えたのか、「一緒に習ってもいいよ・・・・」と言い始めた。彼の気が変わらないうちに、どこか教室を探さないと・・・

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