2010年11月29日月曜日

Shall We Dance?

レスターに続いて、イギリス北西にある、ブラックプール(Blackpool)という街にやって来た。
随分前に、日本で「Shall We ダンス?」という映画があって、いわゆるBallroom Dance (社交ダンス)が注目され、巷で流行りはじめた。映画の中でダンス教師役だった草刈民代は、ブラックプールの世界競技に出たという設定だった。社交ダンスをする人は誰でも一度はこのブラックプールのダンスホールで踊りたいという夢を抱くそうだ。つまりこのホールはダンサーにとっての世界の檜舞台なのだ。

今回、ブラックプールに来たのは、Mon mari の甥のお嫁ちゃんのロズが、ブラックプールのコンペに参加するというので、皆で応援するためだった。実は私も密かに社交ダンス、いやBallroom Danceに興味があり、いつかブラックプールに来たいと常々思っていた。

ブラックプールはダンスホールで有名だが、街自体はちょっと安っぽいとも言われている。その隣のLytham St. Annes (リザム・セント・アンズ)という街は品があり落ち着いているそうで、ロズちゃんの家族、親戚一堂は皆、この街のグランドホテル(上の写真)に泊まった。いつもチープなB&Bに泊まる私たちには豪華すぎるホテルだった。

ホテルの前のビーチを歩くと、もう夕方5時近いのに、まだ引き潮なので驚いた。このあたりは、引き潮地域なので、Cockles(トリ貝)がたくさん採れるそうだ。かなり遅い時間まで引き潮の状態だが、一度水が増え始めると短時間であっという間に満ち潮になる危険な海らしい。数年前、この地域の貝拾いに多くの不法滞在の外国人が雇われていて、夜中の引き潮中に沖の方まで出た数十人の中国人が、いきなり押し寄せた満ち潮で溺れて亡くなるという悲惨な事故があった。
この海岸で事故が起きたのではないが、極端な引き潮を見たらその時のことを思い出してしまった。

さて、夜8時過ぎから始まった、Ballroomでの舞踏の宴は競技は忘れ、とにかく踊りたい人が好きに踊るという、楽しいひと時だった。
私たちも踊れたのだが、何分、コスチュームもないし、ステップもわからないので、皆さんの踊りを楽しく拝見させてもらった。特に、子どもたち(ジュニア)がものすごく上手なのには驚いた。

最後にプロによる、ワルツのお披露目。どうも国内のコンペで上位になったカップルらしい(名前は忘れた・・・)。
ため息が出てしまうほどの踊りだった・・・・

1 件のコメント:

サヨクマ さんのコメント...

お久しぶりです!
英国(欧州)は寒そうですね。
東京は小春日和が続いてほっとしてます。

社交ダンスですが、写真のカップル、素敵ですねぇ。偏見ではないけど手足も長く、見た目が美しいのもどうしてもカウントされますよね。新婚のロズちゃんはどうでしたか?

先日、東京体育館で行われた日本の社交ダンス全国大会(?)、たまたまチケットを頂いて家族3人で鑑賞してきました(全然社交ダンスは知りません・・・)。びっくりしたのがちびっ子クラス。小学1年~12才以下だったと思いますが、大人顔負けのサルサ、ワルツを踊るカップルがいました。きっと両親がやっているんでしょうね。

娘はキラキラのお姫様衣装にあこがれて「大きくなったらやる」と言ってました(もう忘れてます)。ダンナとも、運動不足解消に習ってみるかとも言いましたけど、30センチ近くの身長差があるから無理だと・・・(苦笑)