2010年11月15日月曜日

「ゲテモノ」大好き

先日、友人と近くのビストロで食事をした。
私が頼んだ前菜は、「豚の耳と足のソーセージ」。
上の写真がその代物。
「豚の耳」とはなんとグロテスクか・・・・ 
フランス人は中国人に似て、動物のどんな部位でも食べる民族のようだ。
こちらのマルシェの肉屋には豚の大きな耳や足が堂々と売られている。
あれをどうやって食べるのかいつも不思議に思っていたが、なるほど細かくミンチにして食べるのも一つの方法なのか、と今更ながら納得した。

豚の耳足ソーセージは、パースニップ(人参に似た白い冬の根菜)のピュレにつけていただいたが、なかなかの珍味だった。中にしっかり豚の天然羊腸(ソーセージの皮)まで入っていた。ますますグロい。
友人からは「豚の耳と足なんて・・・」と言われたが、実は私はゲテモノはそれほど苦手でないのだ。
これは父からの遺伝だと思う。彼は本当にゲテモノ好きで、ナマコ、白子なんて朝飯前だった。
私も小さい頃から父が舌づつむ酒の肴を一緒に食べていたそうだ。
歩き始めたころから塩辛が大好きな不思議な子だったと母がよく言っていた。

フフフ、これからもフランス風ゲテモノの試食を続けよう・・・

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