2010年9月26日日曜日

パーティの目的は?

今日は友人のミネラの退職のお別れパーティがあった。
主催者はホン、彼女のパリ郊外の素敵な家で行われた。
皆が持ち寄るポトラックだったが、やっぱりエスニック料理は人気がある。
ベトナム系米国人のホンが作ったベトナム風味のバーベキュー、そしてモーリシャス人のインド風ピラフもすごい人気だった。私の持っていったカリフォルニア巻きもあっという間になくなった。
退職祝いとかいう目的にも拘わらず、主賓とゆっくり話すというより、皆、食事に没頭しており、おいしい料理を食べに来るのが本当の目的のようにも感じた。

いつか、パリに住むタイの友人宅にディナーに招かれた時に彼女は、「皆、私に会いに来るというより、私の作るタイ料理を目当てに来る人がほとんどなのよね~!」と笑いながらボヤいていた。
確かに私も招かれたとき、本場のタイ料理が食べられると思ったら、どんな予定も差し置いて絶対に彼女のところに行くと決めた。それを思うと何となく申し訳ない気持ちになった。

料理を楽しみにしてくれるのは嬉しいが、「一番の目的はあなたに会いに来たのよ」という気持ちも示さないと、単なる食い逃げ客で終わってしまう。
おいしい食事を作ってくれる人に対してはその人の気持ちにも配慮しなければ、とつくづく思った。

0 件のコメント: