2010年6月1日火曜日

おばあちゃんガジェット

ケンブリッジのアンドリュー君がMon mari の仕事の手伝いでパリにやってきた。
昨晩、3人で我が家で夕飯を共にした。
アンドリュー君はコンピュータ・エンジニア。コンピュータの最新技術や情報に精通している。さっそく、先日ロンドンでiPad を買ってきたそうで、お披露目をしてくれた。

私もMon mari もとにかく新しいテクにはものすごく疎く、年とともに段々と使いこなせないガジェットが増えている。なので、「え~っ、iPad なんて私たちには10年早いんじゃない?」と言ったら、アンドリュー君は「その逆。これは従来のPCより本当にシンプルで使い易い、まあ正直言うと、おばあちゃんが使うのにぴったしのマシンと思ったほうがいいよ」と言った。

ちょっとそれって、なぐさめの言葉?

食事のあと、 さっそくそのガジェットを触らせてもらった。確かにスクリーンは大きく見やすい、操作も指を動かすだけで簡単、音楽も映画も容易にダウンロードできる。ただし、キーボードのタッチはかなり違うので、慣れるのに時間がかかりそう。でもマウスもいらないし、コーヒーをキーボードにこぼして壊す心配もないし、何よりハードディスクがないので軽い。確かにPCがうまく使いこなせない人にやさしいガジェットかもしれない。

Mon mari に「もうしばらくユーザーの口コミや評判を聞いてよさそうだったら、今年のクリスマスくらいに買ってくれる?」と聞いたら、すかさず、「まあ、アンドリューが言うように、もっとおばあちゃんになってからでいんじゃない?」と、うまく逃げられてしまった。ということで、私たちには当分、縁がないものになりそうである。

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