2010年6月19日土曜日

サッカー談義 いろいろ

今、イギリスに滞在中。
昨晩はMon mari と彼の妹夫婦、甥たちとパブでサッカーを観戦した。
イングランドがアルジェリアと引き分けて、イギリス人の落胆は測り知れない。
とにかくチームワークが機能していない。10人が個人でプレーしている感じ。
何でこんなにイングランドは腕を落としたのか・・・ 

イギリス人の意見は様々。
ブブゼラの音が選手の動きを鈍くしている、とい真剣に主張する人。笑っちゃうけどホントかしら?
ちなみにブブゼラはテニスのウィンブルドンでは使用禁止になったそうだ。
これから世界のスポーツ競技にブブゼラを使う人が増えるらしい・・・
フィギュアスケートやスヌーカー(ビリヤード)の競技にブブゼラなんか使ったら大ひんしゅくだろう。

別の人は選手が巨額の契約金を受け商業主義的になり、それが真のアスリートの精神や意気込みを消滅させていると言っていた。満たされすぎると力の限界が来るということか?
確かにお金とは無縁の途上国の選手、特に北朝鮮の選手なんかを見ると一生懸命、純粋に競技しているように見えた。私の知っている多くのフランス人や英国人が北朝鮮を応援していたのは意外な驚きだった。実は私もMon mari もブラジル戦で彼らを応援していた。

とは言え、選手の出身国と彼らが日常所属しているチームの国とは一致するとは限らない。
例えば、アメリカは意外にもサッカーが結構強い。今まででイングランド、スロヴェニアと引き分けた。
サッカー人気がない国がどうしてここまで力を出せるのか?
理由はほとんどの選手はアメリカーのリーグでなく、ヨーロッパのリーグに所属して、日頃はヨーロッパで活躍して力をつけているからだそうだ。なのでアメリカ人には日常的に縁もゆかりもない人が結構多い。あるテレビのインタビューで一般のアメリカ人グループに「あなたは自分の国のサッカーは好きですか?」と聞いたら全員「大好き」と答えたので、「ではどの選手が好きですか?」と聞き返したら、グループの中で選手の名前を言えた人は一人だけだったとか・・・

今日は日本とオランダ戦。私はこれから移動するのでライブ中継は見られないけれど、とにかく日本も雑念を取り払って、純粋に競技に臨んでほしい。

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