2009年11月1日日曜日

ユニクロと行列のできるラーメン屋

昨日、パリのオペラ座近くにオープンしたユニクロに行った。土曜の夜7時過ぎだし、オープンして1ヶ月経ったので、そんなに人もいないだろうと思っていったら、まだまだ大勢の客で賑わっていた。私は冬に向けたインナーと小物を買いたかったので、ヒートテックのコーナーに行ったら、ご覧のようにパリギャルがたむろしていた。Mon mari はジーンズが欲しかったのだが、試着室の前に20人も待っていたとか、短気な性格なため我慢できず、何も買わずに店を後にした。

私はヒートテックTシャツ2枚、毛糸の帽子とソックスを購入、しめて31ユーロ(4000円くらい)。悪くないかな。
まあこれでこの冬は乗り切りましょう。

ジーンズが買えなくて限りなく不機嫌なMon mari を慰めながら、オペラ座からルーブル美術館に向う裏通りを歩くと、日本食レストランが軒を連ねているので、「ラーメンでも食べて帰ろうよ」と誘った。
随分昔に、母と姉でパリを旅行した時に立ち寄ったラーメン屋がこの界隈だったが、まだあるかしらと探したら、難なくみつかった。

しかし、驚いたことに・・・
ラーメン屋の前には何と、パリジャンの行列。なんだ、これは東京と同じじゃないの!
並んでいるのは日本人や中国人でなく、フランス人なのである。いつからこんなことになったのか?誰か説明してよ!と叫びながら、だんだん日本人のテリトリーが侵略されている気分になった。

開店当初はオーナーは日本人だったと思うが、今はコックは中国人。餃子とキリンビールからつまみ始めて、私は塩ラーメン、Mon mari はねぎラーメンを注文した。味はまあまあ。麺がたまご麺の色をしてなかった(小麦粉だけで作ったのかな?)が、アラームクロックで時間を測ってゆがいていたので、しこしこしていた。食堂でアラームクロックを使うのを見るのは初めてと、Mon mari は感心していた。几帳面な日本では普通だけどね。
上の写真は、餃子作りの機械。日本では見たことない。具をミキサーにかけて、真ん中に皮を置き、ボタンを押すと、自動的に具が皮の中に包まって入り、下にポトッと餃子が落ちてくる。さすが、中国人の知恵と技術。似たような機械、寿司のシャリが機械でポトッと落ちてくるのをロンドンで見たこともある。
でもやっぱり餃子は一つ一つ手で作るほうがおいしいような気がする。

2 件のコメント:

サヨクマ さんのコメント...

パリでのユニクロ人気はすごいですね。
他にも色々とブランドがある中、大丈夫なんだろうか?と思ったりもしたけれど、
最近のユニクロは質もデザインも悪くないですね。この間ドイツに行った時、Tシャツとスカート、そしてスカーフまでユニクロで固めて歩いていたら、通りすがりのオバチャンに必死で「それはどこで買ったのか」と尋ねられました。

我が家は季節の変わり目には必ずユニクロに行って買いこみます…。厳寒の欧州ではヒートテックは必需品、少しは行列が減るといいですね!!でも、本家本元の日本でも、いつ行ってもすごい行列です。ユニクロ一人勝ち。

フェリン猫姫 さんのコメント...

サヨクマさんもユニクロファンなんですね。ヒートテックっていい表現ですよね。ちょっと前までは「ババシャツ」とか言われてましたが、今ではすっかりおしゃれな用語になりました。パリのユニクロも東京と同じような品揃えで、サービスもあの頭にくるフランス式でなく、確実に心地よい日本式対応でした。まあユニクロの行列は想定内でしたが、ラーメン屋の行列にはぶっ飛びました。ラーメンのどこがいいのか、フランス人に今度聞いてみたいです。