2009年11月20日金曜日

ボジョレーの反応

昨日、ボジョレー・ヌーボーが世界中で解禁になった。
日本もあちこちで祭り状態らしい。何と、家電量販店でも売っていたと姉から聞いたが、それは異常だ。フランスはそこまでしない。酒屋以外なら、スーパーの一角に積み重なっている程度。
しかし、こんな数ヶ月物の新酒ワインに何でそんなに騒ぐのか全く理解できない。そもそもワインのコンセプトに反している。コクや香りもあまりないし、たいしておいしいとも思わない。
ボジョレー地方のその年のブドウの出来を披露するのが目的らしいが、世界的にこんなバカ騒ぎして買う意味ってあるのだろうか?
今年の出来はとても良かったそうだが、それなら今年できたワインを5年後、10年後に味わう方がはるかにワインの価値が高まる。

なんて言いながらも、私たちもしっかり商魂にのせられて昨晩Mon mari がさっそく1本買ってきた。彼が連れてきた友達と軽く1本を空けた。私は一口飲ませてもらったが、まあまあの味だね、という程度の感想だった。おわり。

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