2011年6月29日水曜日

ロビン・フッドの秘密村

北海に面した、ヨークシャーにある、Robin Hood's Bay (ロビン・フッド湾)。
小さな漁村だが、そのユニークな地形や町並みに人気があり、密かな名所になっている。

ロビン・フッドは中世の伝説上の義賊。
彼がこの村に秘密に船を隠していたというのが言い伝えになり、ロビン・フッド湾と言われるようになったとか。

実際はロビンフッド自身のことより、この町の風景が魅力的なようだ。特に急坂を下りていく傍らに立つ家々。赤い屋根が特徴で、3階、4階建ての家がひしめきあっている。典型的なイギリスの家とはちょっと違う雰囲気。

一歩、表通りから中に入ると小道がたくさんあり、何となく南欧の町並みを思い出す。
入り組んだ道が多いため、初めて来た者は迷うので、友人のお嬢さんのメイちゃんとフランちゃんが案内をしてくれた。

奥にどんどん入るとこんな感じ。そういえば、京都もこんな町並みだったわね・・・どこの国でもこういう町並みってあるのだ。
住民は代々から住んでいる人たちで、お互いをよく知っている、日本の田舎と同じように、玄関のドアはいつも開けっぱなし、隣近所同士は遠慮なく、皆、づかづかと他人の家に入って、お茶を飲みながらべちゃべちゃ世間話をしていく。東京にも昔そんな雰囲気あったな・・・と、懐かしさを感じる。


坂を下りていくと湾に当たる。ロビン・フッドが置いたという船などはもちろんないし、どこに置いたのかも誰も知らないよう。

1日の終わりに皆で夕食。ママが作ってくれたムサカ。やっぱり南欧のお料理が似合う町。
この家もやっぱり玄関は開けっ放し。
フランちゃんの味噌っ歯が限りなく可愛い・・・・

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