2009年8月16日日曜日

ブッシュ・ハウス

オーストラリアでは、田舎のことを総称して「ブッシュ」という。文字通り、ユーカリの木がうっそうと生い茂って、藪のような場所だらけである。明らかにヨーロッパの生態系とは違うのは素人でもすぐわかる。ということで、田舎の家は、「カントリー・ハウス」というようなメルヘンチックな言い回しでなく文字通り「ブッシュ・ハウス」と垢抜けない表現になる。

私は週間、メルボルン大学のコースを受講した後、昨日からメルボルンの南西に位置するグレート・オーシャン・ロード来ている。このエリアに、私たちはまさにそのブッシュハウスを建てている。やっと外枠だけが完了。今、外側の壁のペンキ塗りをMon mariと彼の友人、私とでやっている。先週、男性二人が主な場所をやってくれて、私は窓枠など細腕が必要な、マイナーだけど高度な技術のいる部分を担当している

右下の写真のように家の中から見ると外は牧草地帯。右の地平線上にうっすら青く見えるのが海。隣の住民は牛や羊。今日は雨でお出ましされてないが、晴れた日は数百頭が放牧される。牛の搾乳時間の移動は見事だ。数百の牛が道路を渡り、自分の納屋に向う。都会育ちの私は目にしたことのない光景で最初はすごく興奮した。

家の中はまだ壁もなくスケルトン状態。とりあえず、水と電気が通じたので、寝袋持参Camp outしている。特殊ガラスを使っているのでかなり断熱効果はあるが、やはりここまでのガラス張りで、を仕切る壁がないと冬の夜は結構冷える。あと二日、壁塗りとベランダ塗りをして今回はオーストラリアを離れる。次は年末年始までに室内の壁を作ってもらい、その後、私たちの第二回目の壁のペンキ塗りが待っている。

さて、今日は随分働いたので、これから夕飯にしよう。今晩はスパゲティ・ペスカトーレかな?

5 件のコメント:

サヨクマ さんのコメント...

猫姫さま、こんにちは!
東京在住のサヨクマです。
パリ、そしてオーストラリアの
ニュース、いつも楽しく
拝見させて頂いています。

ブッシュ・ハウス、素敵
ですねぇ。自然の中で
過ごすひと時があるのは
うらやましいです。
とはいえ、ペンキ塗りまで
されるとは・・・楽しそう
ですけど、大変ですね。

ウオシュレットも入手できて
良かったですね!
日本に比べると高そうです。

フェリン猫姫 さんのコメント...

サヨクマさん、メッセージありがとうございます。ペンキ塗りは緊縮財政の関係で自分たちで行ないました。でも雨が多く、乾くまで時間がかかり大変でした。私は慣れてなく、下手くそなので苦労しましたがいい経験になりました。ウォシュレットはA$600、日本円にすると4万8千円くらいでしょうか。そんなに驚くほど高いものではありません。TOTOにオージー様式で特注すると40万円くらいするそうです。

Y. さんのコメント...

ペスカトーレ? 絶対、遊びに行きます!

hideyo さんのコメント...

なんて素敵なブッシュハウス!窓が沢山あるお家は開放感があっていいですね。景色も素晴らしく、うらやましいです。完成したら遊びに伺いたいです。それかシアトルとオーストラリアで期間限定でお家の交換とか・・・

フェリン猫姫 さんのコメント...

おうちの交換、いいですねぇ。ぜひいらしてください。客間もございますし、森を眺めながら入れるスパも建設予定です。