フランスの田舎の家はいつも外から見るだけで、ホテル以外には訪ねたり招かりしたことはなかった。この家は築150年、天井に何本も古い梁があり、元は農家 だったので屋内には穀物庫まである。歴史の匂いを残しつつ改築に改築を重ね、今は素敵なコテージになっている。フランスの家と言っても家主は英国人なので、目を見張るほと美しいイングリッシュ・ガーデンを作り上げていた。ただ、鑑賞する者の感動とは裏腹に、持ち主にとってこれほどの庭を手入れするのは相当大変なようだ。相手は生き物、毎日面倒見ないとすぐ枯れたり虫がつくので目が離せない。家にいない時は友人や近所の人に世話を頼んでいる。家一面に生い茂っているツタはとても素敵だが葉から甘い汁が出るらしく、たくさんのスズメバチがたかっていて追い払うのに苦労していた。
美しい庭づくりをしている人は、グリーン・フィンガーズと呼ばれ、人々から尊敬の念を受ける。でもその誇りの陰では日常的に多くの苦労や悩みを抱えて、心身の負担になっているの がよくわかった。ちなみに私は幸か不幸か「ブラウン・フィンガーズ」の部類なので、そういう悩みを抱えることはない・・・だろう。(テーブルの一番奥の女性が送別会の主賓のマリー・ルウ、一番手前の女性が家主のステラ)
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