2011年5月15日日曜日

ラム・ババ

ラム・ババ (Rhum Baba)。
私はこれに目がない。
何かというと、日本では「サバラン」と呼ばれているケーキ。
パンをラムやリキュールなどに漬けて味をじっくり染みらせたスイーツ。

日本のケーキ屋でみかけるのは、ブリオッシュの真ん中を丸くくりぬいて、中にホイップクリームを入れ、パンの外側はアンズジャムなどを塗ったものが多い。

本場パリではサバランという名前もあまり聞かないし、ブリオッシュというより、コルクの形をしたパンにしっかりラム酒で味付けして、その上にクリームをのせている。日本とはちょっとデザインが異なる。

昨日行ったレストランでラム・ババを頼んだら、なんとラム酒のボトルごと出てきたので驚いた。こんなの初めての経験。パンは紅茶の香りがほんのりして湿っており、それだけではラム・ババの味がしない。しっかりラム酒をふりかけてみたら、さすが本物の味がした。
シンプルだけど、忘れられない味。
今度、自分で作ってみよう。

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