2009年7月29日水曜日

ロールシャッハテスト (日英の違い)

上の写真、サイドバーにある私の自己紹介で使っているものである。このブログを立ち上げたときに、Mon mari(我が夫)に披露した。
日本語が読めない英国人なので、画像やイメージだけをあれこれと眺めていた。
そしてこの写真を見て一言・・・


Mon mari:  なんだ、これは猫のティーポットか?

わたし:  へぇっ???(一瞬絶句)..... こ、これがティーポット?、なんで?
私には金魚鉢を覗いている猫に見えるんだけど・・・

Mon mari:  そうかぁ・・・?(真顔で) でもティーポットに見えるよ!

わたし: ...... (以降、失語状態)。

冗談なのか、と思いつつも、いや、さすが、紅茶にとりつかれている国民だけあって、同じ画像でも随分違った認識をするものと驚いた。

しかしよく考えると、英国で金魚を飼っている家庭を見たことがないし、このような丸い金魚鉢もお店などで目にしたことがない。
確か、ヨーロッパのどこかの国では、球状の金魚鉢の中で金魚を飼ってはいけない条例ができたとか聞いたことがある。魚は池か水槽タンクで泳ぐべきと考えているのかもしれない。

ということは、これって日本特有の飼育法なのか・・・?
そう考えると彼がティーポットと見たのも納得がいく。

習慣の違いによって、ロールシャッハテストの結果もこんなに違うなんて・・・意外な発見だった。

5 件のコメント:

Marujii さんのコメント...

東京・早稲田からMarujiiです。まずは、ブログ開設おめでとう。
以前、"Why Men Don't Listen and Women Can't Read Maps"(邦題: 話を聞かない男、地図が読めない女)という本がベストセラーになりましたが、この絵を、ロールシャッハテストとして眺めると、文化のちがい浮かび出てくることになるのか、ジェンダーのちがいがあらわになるのか、興味深いです。Ton mariと違って、金魚鉢の前で膨れている猫ちゃんは、私にはそのような可愛い絵として一応見えました。山の神はすっかり気に入って、「これはいい、うちもぜひこんなの買って、食卓に置こうよ」と、提案。すると、横にいた、Wataruがすかさず、「止めといたほうがいいよ。即、Chiikoが金魚を仕留めてしまうから。」とコメント、山の神はすぐ「そうかー・・・」としゅんとなってしまいました。
 ウチの老猫Maruならこの絵と同じように、じっと飽かず眺めるだけで、満足しているのかも。しかし絵の次の瞬間に秘められているFelineちゃんの行動は、一匹一匹ちがっていそうで、金魚の側から見ると、破局に直面した世界なのか、どこまでいっても平和でのどかな、水槽の中なのか、この絵の教えてくれるものは、奥深いなと思いました。では続編を期待しつつ。消夏法をありがとう。

フェリン猫姫 さんのコメント...

Marujiiさん、コメントありがとうございます。そうですね、ジェンダーや文化の違いで心理テストもかなり異なることは想像できますが、今回はじめて身近にそれを感じました。
ただ金魚はやっぱり小さい鉢より、大きな水槽に泳がせてあげるのがいいと思います。確かに猫によって金魚鉢への反応は違うでしょうね。ただ猫は基本的に水が苦手なので、深いところまで手を入れて魚を取り出すか・・・?よほど器用な子だったらやるでしょうね。あとは破壊的に金魚蜂をひっくり返すとか。いづれにせよ、御宅の食卓の上に金魚蜂は置かない方が安全ですね。

Hideyo さんのコメント...

素敵な写真が撮れましたね。可愛らしくて大好きです!確かに見方によってはティーポットというのもわかるような気がします。
最近、我が家には近所の猫ちゃんが遊びにくるようになりました。子どもたちが喜んで日本の煮干をあげたら口にあったらしく、頻繁に挨拶にくるようになりました。シアトルの猫も煮干の味がわかるんですね。試しに鰹節もあげてみましたが、それはあまりお気に召さなかった様子でしたけど・・・首についているタグに書いてある住所を見たら随分離れたところから遊びに来ているみたいなのですが、飼い猫の行動範囲というのはどのくらいなんでしょうね?

フェリン猫姫 さんのコメント...

Hideyoさん、ありがとうございます。鰹節は日本の猫の好みかもしれませんね。猫の行動半径は通常は100-200メートル位らしいですが、シアトルの猫はアメリカらしく行動半径のスケールが大きいのかもしれません。家を3軒くらいもつとも言われています。名前も3つも4つも持つ猫もいるそうですよ。実は私の実家にいる3匹の猫の一番上は、プチ家出状態で別宅をもち、そちらの家にべったり住んでいます。たまーに思い出したように本宅に戻っているようです・・・

Hideyo さんのコメント...

そうなんですか。猫って面白いですね。実は前回遊びに来た時に我が家に入りたがっていたのですが私が猫アレルギーを持っているので家の中には入れなかったんです。随分長い間サッシにくっついて粘っていました、かわいそうに。その以来一週間程経ちますが我が家には遊びに来ていません。もしかして別宅候補からはずされてしまったのかもしれませんね・・・また来ると良いのですが・・・